終身保険とは

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生命保険はこれから起こるであろう病気や死亡リスクに備えて任意で入る保険です。
生命保険には死亡または高度障害になった場合に支払われる死亡保険、生存保険、死亡保険と生存保険が組み合わさった生死混合保険があります。
私たちの死は自ら選べる物ではありません。
何もないまま老衰といった形で寿命を全うすることができれば本望ですが、さまざまな病気などがあり世界中で苦しんでいる人々が多くいます。
時に豪雨や大きな地震といった災害など予期せぬ事態に見舞われることも。
しかし未来のことは誰にも予想することは不可能です。
これだけ科学が発達したとはいえ、正確な予言や予測がされることは今の所皆無に等しいでしょう。
しかし、備えていればさまざまな状況に対応することができます。
震災の備えでよく言われるのが、食品の備蓄、カセットコンロや懐中電灯といった有事に役に立つであろう製品の重要性です。
普段が必要ないとあまり重要だと思いにくいものですが、実際に東日本大震災などを経験した方にとっては役立った物も多々あります。
私たちは日頃から、もしもの時のために備えることで自分や大切な家族の生活を守ることができるのです。
生命保険も備えの一つで、入っていればもしもの時に家族の生活を維持することが可能です。
保険料は統計に基づき性別や年齢ごとに出された死亡率や保険会社があらかじめ予想している運用利回り、保険会社が事業をする上で必要となる経費など3つの予定基礎率に基づき出されます。
そして保険料は保険会社が支払う死亡保険料や生存保険料、保険会社が事業や営業活動を続けるための維持などにかかる費用などで構成されています。
保険に加入していると時に配当金がある場合があり、少ない金額でもプラスのお金が入れば嬉しい気持ちになります。
この配当金が受け取れるのは先ほどの3つの予定基礎率を元に出した保険料と実際にかかった費用に差が出るからです。
あらかじめ予定基礎率は余裕をもたせて設定されていることもあるため、このような余剰金が出ることも。
保険会社はこの余った費用を財源として配当金を支払っています。
保険によっては配当金の支払いのない無配当保険という物もあり、配当金がない分、配当金のある保険よりも保険料は低くなっているといった特徴があります。
保険料を払う際の方法には毎月支払う月払いのほか、半月分をまとめて支払う半月払い、年払いや一時払など選択できます。
銀行引き落とし設定で払込期日までに入金するのを忘れていたなど、保険料を支払わなかった場合、すぐに契約が失効してしまうといったわけではなくて、一定の猶予期間が設けられています。
この期間内に支払いができないような状況になってしまうと失効を間逃れません。
そのためできるだけ支払い期日は守ることが大切です。
基本的な生命保険のタイプには定期保険があります。
この保険は満期保険金がなく、掛捨てのためほかのタイプの保険と比べると保険料が安く設定されています。
一定の期間内に高度障害状態や死亡してしまった場合に保険金が支払われます。
終身保険は保険が一生涯続く保険です。
満期時に保険金があるタイプではありませんが解約時の返戻金が多く、貯蓄性が高いといった特徴があります。
終身保険の種類によっては早く解約すると払込保険料よりも解約返戻金が下回ることもあるため、そのようなことを避けるためにも解約の際に確認することが必要です。
養老保険は条件を満たしていれば死亡保険金や満期保険金を受け取れる保険となっています。
このように生命保険は順風満帆な時は必要ないと思うかもしれませんが、いざという時には頼りになりますので入っておきたい保険です。